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“脳”と“心”から見た「日本の文化芸術のグローバルブランド戦略」~日本の文化芸術の究極的課題とは何か。その課題への具体的解決策はあるのか?~

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講座概要

講座番号 12530B
曜日 木曜日
開講期間 2025/11/13(木)
時間 13:30~15:00
受付期間 2025/09/01(月)2025/11/12(水)
受講料 無料
実施方法 対面受講
キャンパス 目白キャンパス
会場 百年館低層棟5階 百506教室
講師 阪田 徹 (さかた とおる)

講座の内容

日本の政府は、日本の文化芸術を経済や産業に結び付け、世界に発信し、国家プレゼンスを高めようといった様々な政策を掲げています。つまり、日本の文化芸術を産業化し、国際展開しようといった政策です。しかし、このような日本の政策は、あまりうまくいっているとは言い難い状況にあります。
比較事例として、文化・芸術・観光立国とも言えるフランスでは、日本で言う「財務省(日本ではトップの省庁とされる)」よりも、「文化省(日本の文部科学省は、省庁の中で予算が少ない)」のほうが、高い地位にあります。その理由は、「ルーブル美術館に見るように、フランスの文化芸術は、最も産業として外貨を稼いでおり、絶大な国際的影響力があるから」に他なりません。
日本は、フランスやイタリアのように、自国の文化芸術を産業化した観光立国になれるでしょうか。本課題について、脳科学と心理学などの総合科学的知見から紹介します。

講座スケジュール

実施日 講師
1 2025/11/13(木) 阪田 徹 (さかた とおる)

講師紹介

阪田 徹 (さかた とおる)
日本女子大学 特別招聘教授 東京国立博物館 参与
1984年、神奈川県鎌倉市出身。芸術科学者、芸術批評家、ブランドアドバイザー。
文化芸術の脳科学・心理学の応用研究で、「博士(学術)」を取得。
専門は、東西文化差の総合科学、東西の芸術観の総合科学、文化芸術の産業科学。
 ①国際連合(アメリカNY、イタリア、日本)にて、「文化芸術のサステイナビリティ」をテーマに三度に亘る国際講演、講演内容が学術書として出版される。
 ②各種法人の社外取締役や顧問、行政機関や中央省庁・外郭団体のアドバイザーを務める。
 ③一般社団法人 文化産業科学学会 理事長/学会長(査読付き学術論文雑誌を発行)
 ④芸術の都「フィレンツェ」と日本のミュージアム連携事業及び国際文化芸術交流事業のアドバイザー/プロデューサー
 ⑤イタリア・フィレンツェ 「サン・ジョバンニ・ヴァッティスタ会」 正会員
 ⑥文化芸術の科学に関する査読付き学術論文や学術書、多数。