“脳”と“心”から見た「インテリジェンスと教養」~日本の“定期的な教養ブーム”と“教養オンチ”は、なぜ生まれるのか?~

受講申込

講座概要

講座番号 12529B
曜日 木曜日
開講期間 2025/11/06(木)
時間 13:30~15:00
受付期間 2025/09/01(月)2025/11/05(水)
受講料 無料
実施方法 対面受講
キャンパス 目白キャンパス
会場 百年館低層棟5階 百506教室
講師 阪田 徹 (さかた とおる)

講座の内容

日本では、歴史的に「教養ブーム(リベラルアーツブーム)」という現象が、定期的に盛り上がっては衰退を繰り返しています。その教養ブームでは、「文化、芸術、哲学、歴史など」が取り上げられることが少なくありません。
しかし、日本の教養ブームは、経済界や産業界、出版、新聞メディアを巻き込むほど、瞬間的に盛り上がりますが、一定期間が過ぎると何もなかったかのように衰退します。その理由は、「日本では、いくら教養的な情報や知識を学んで記憶しても、グローバルスタンダードな教養力が、一向に身につかないため」です。いくら学習しても、教養力が身につかないという日本人の「教養オンチ」は、なぜ生まれるのでしょうか。本課題について、脳科学や心理学などの総合科学的知見から紹介します。

講座スケジュール

実施日 講師
1 2025/11/06(木) 阪田 徹 (さかた とおる)

講師紹介

阪田 徹 (さかた とおる)
日本女子大学 特別招聘教授 東京国立博物館 参与
1984年、神奈川県鎌倉市出身。芸術科学者、芸術批評家、ブランドアドバイザー。
文化芸術の脳科学・心理学の応用研究で、「博士(学術)」を取得。
専門は、東西文化差の総合科学、東西の芸術観の総合科学、文化芸術の産業科学。
 ①国際連合(アメリカNY、イタリア、日本)にて、「文化芸術のサステイナビリティ」をテーマに三度に亘る国際講演、講演内容が学術書として出版される。
 ②各種法人の社外取締役や顧問、行政機関や中央省庁・外郭団体のアドバイザーを務める。
 ③一般社団法人 文化産業科学学会 理事長/学会長(査読付き学術論文雑誌を発行)
 ④芸術の都「フィレンツェ」と日本のミュージアム連携事業及び国際文化芸術交流事業のアドバイザー/プロデューサー
 ⑤イタリア・フィレンツェ 「サン・ジョバンニ・ヴァッティスタ会」 正会員
 ⑥文化芸術の科学に関する査読付き学術論文や学術書、多数。