(2025/1/11)【WILPF連携講座】ジェンダー平等と平和-実現の道
講座概要
講座番号 | 12429B |
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曜日 | 土曜日 |
開講期間 | 2025/01/11(土) |
時間 | 14:00~15:30 |
受付期間 | 2024/09/02(月)~2024/12/22(日) |
受講料 | 無料 |
実施方法 | 対面受講 |
キャンパス | 目白キャンパス |
会場 | 百年館高層棟4階マルチメディア室2 |
講師 | 大崎 麻子 おおさき あさこ |
講座の内容
ウクライナ戦争もガザの紛争も和平の糸口を見つけることがいかに困難であるかということを示しています。フェミニスト団体は、「女性、平和、安全保障(WPS)」に関する国連安保理決議(UNSCR)1325 の採決の道を開き、フェミニスト分析とジェンダー正義の擁護による世界平和が推し進められるようになりました。そこで、平和な世界を構築するために我々はどうすればよいのか、ジェンダー課題について最先端でご活躍の大崎麻子さんにお話しを伺います。
講座スケジュール
回 | 実施日 | 内容 | 講師 |
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1 | 2025/01/11(土) | 1995年の第4回世界女性会議で「ジェンダー平等」が国際目標として掲げられました。それを実現するには、あらゆる政策領域や政策策定過程にジェンダー平等視点を主流化しなければならないという認識のもと、国連経済社会理事会(ECOSOC)は「ジェンダー主流化」を定義づけ、国連システムや各国政府に対して取り組みを促しました。
2000年に採択された国連安保理決議1325号「女性、平和、安全保障(WPS)」は、、まさに、安全保障と平和構築の分野におけるジェンダー主流化の最初の一歩です。 1325号採択に至るまでの背景とその後の国際動向、日本政府のWPS行動計画の特色と現状、これからについてお話します。 | 大崎 麻子 |
備考
WILPF は、「女性たちの力で平和を!」というジェーン・アダムズたちの提唱により、1915年、オランダのハーグで設立されました。1921年に結成された婦人平和協会は1924年、日本支部として承認され、成瀬仁蔵の平和への遺志を引き継いでいます。
また、二代目学長麻生正蔵はジェーン・アダムズのノーベル平和賞受賞の推薦人の一人でした。事務所は日本女子大学構内にあり、草の根活動が続けられています。
講師紹介
- 大崎 麻子 おおさき あさこ
- 特定非営利活動法人 Gender Action Platform 理事
- 国連開発計画(UNDP)開発政策局でジェンダー主流化の手法開発等に従事した後、帰国。東日本大震災の被災地復興支援を機に日本国内のジェンダー課題にも取り組む。第68回国連女性の地位委員会(CSW)日本代表、外務省「女性、平和、安全保障に関する行動計画」評価委員会委員等を務める。