“脳”と“心”から見た「文化・芸術・観光・ミュージアム」~芸術は、「①西洋先進国では、最上級の知性」、「②日本では、趣味・趣向・道楽」 この落差はなぜ生まれるのか?~
講座概要
講座番号 | 12528B |
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曜日 | 木曜日 |
開講期間 | 2025/10/30(木) |
時間 | 13:30~15:00 |
受付期間 | 2025/09/01(月)~2025/10/29(水) |
受講料 | 無料 |
実施方法 | 対面受講 |
キャンパス | 目白キャンパス |
会場 | 百年館低層棟5階 百506教室 |
講師 | 阪田 徹 (さかた とおる) |
講座の内容
現代では、国際観光産業は、世界3位の基幹産業(サービス輸出部門)に成長しており、世界中の国々が国家戦略として観光を推進しています。世界の国際観光産業では、「文化、芸術、ミュージアム」は、トップ観光コンテンツです。例えば、フランスのパリに行けば、大半の人がルーブル美術館に行くでしょう。それほど、その国を象徴する文化芸術は、観光の目玉として、世界中の人々を集める力があります。一方で、芸術に対する社会的評価や位置づけには、東西文化差が明確にあります。具体的には、芸術は、「①西洋先進国では、最上級の知性」、「②日本では、趣味・趣向・道楽」といった社会的認識が存在します。このような落差はなぜ生まれるのでしょうか。本講義では、芸術の社会的認識について、脳科学や心理学などの総合科学的知見から紹介します。
講座スケジュール
回 | 実施日 | 講師 |
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1 | 2025/10/30(木) | 阪田 徹 (さかた とおる) |
講師紹介
- 阪田 徹 (さかた とおる)
- 日本女子大学 特別招聘教授 東京国立博物館 参与
- 1984年、神奈川県鎌倉市出身。芸術科学者、芸術批評家、ブランドアドバイザー。
文化芸術の脳科学・心理学の応用研究で、「博士(学術)」を取得。
専門は、東西文化差の総合科学、東西の芸術観の総合科学、文化芸術の産業科学。
①国際連合(アメリカNY、イタリア、日本)にて、「文化芸術のサステイナビリティ」をテーマに三度に亘る国際講演、講演内容が学術書として出版される。
②各種法人の社外取締役や顧問、行政機関や中央省庁・外郭団体のアドバイザーを務める。
③一般社団法人 文化産業科学学会 理事長/学会長(査読付き学術論文雑誌を発行)
④芸術の都「フィレンツェ」と日本のミュージアム連携事業及び国際文化芸術交流事業のアドバイザー/プロデューサー
⑤イタリア・フィレンツェ 「サン・ジョバンニ・ヴァッティスタ会」 正会員
⑥文化芸術の科学に関する査読付き学術論文や学術書、多数。